フィリピンパブ通芸能人は?
今回はフィリピンパブ通の芸能人についてのお話です。
千鳥MCのチャンスの時間などでよく話題にされるのがトム・ブラウンのみちおさん、オードリーの春日さん。お二人ともとても紳士的で店内での会話やしぐさなど全てにおいて安心して見れます。ABEMAで見れるので良ければご覧ください。
オードリーのお二人はオールナイトニッポン(ラジオ)でもなんどかフィリピンについてお話されてますね。お二人ともフィリピンへは行かれており、その時の話を面白可笑しく語っておられます。
若林さんの話で私が印象に残ったのは、フィリピンのセブ島でのお話。私も何度か行きましたが「KOMACHI」というフィリピンパブ(現地ではKTV)があり、そこに行くまでのお話です。春日さんはフィリピンの首都マニラでの話ですがお二人に共通するのは、フィリピンの治安の悪さに対するイメージから起こる疑心暗鬼。フィリピンの物価が安い、現地在住の日本人は危ないなどそこから(疑心暗鬼)から始まる珍騒動です。最終的にはお二人ともフィリピンのイメージがよくなるようなお話をされており、きっとフィリピンを好きになってもらえたんだと思います。
若林さんは「フィリピン人を好きになる人の気持ちがよく分かる、日本のキャバクラなどに比べると全然違う」と話されております。決してすべてのキャバクラがそうというわけではありませんが若林さんの感覚では、日本のキャバクラはお客に対して上から目線的なものを感じるそうです。それに対してフィリピン人は対等に楽しんでいる、本当の感覚に近いものを感じるそうです。もちろん仕事ですのでそれが当たり前なのは前提ですが、それでもよかったと話されています。なにをもって安いというのかはその人によって変わりますが、やはり楽しんだ感覚に対してフィリピンパブに支払った額が安いというのが一般的なら、やっぱりフィリピンパブは安いといってもらえると思います。
春日さんの印象に残ったのは何と言っても最初にお話しした「チャンスの時間」でトムブラウンのみちおさんがいるフィリピンパブ店内に後から春日さんが入ってくるのですが、完全な通ですね。フィリピンパブ嬢は「通」とはいわずに「ベテラン」という言葉をよく使います。
まずはタガログ語です、少しのタガログ語ですがポイントを押さえており笑いのツボ?雰囲気を一気に明るくする言葉を覚えておられます。お笑い・コメディアンというより彼の人柄かなと思ってみていました。大方の若い女性や日本のクラブの方は下ネタは嫌いです、ただ仕事なので相手をしてそれなりに終わらせようとしますが、フィリピンパブ嬢は下ネタ大好きです。ただしその話す方の態度やタイミング・距離感によっては必要以上に深堀はしません。春日さんの場合は明らかに紳士的な態度かつ、そこだけに集中しないのでフィリピンパブ嬢は安心して深堀していましたね。
例えば初めて行ったフィリピンパブで隣に座った女の子に対してタガログ語で「昨日君の夢を見た」と言うそうです。すごいですね。日本にも正夢などという言葉もありますがフィリピン人は夢に対して日本人以上に現実社会と結び付けていることが多々あります。きっとそういうのも分かっているんでしょうね。
終盤ですが春日さんはフィリピンパブの楽しみ方について、「フィリピンパブ嬢を楽しませること、喜ばせることが嬉しいし楽しい」と言われていました。なかなか言える事ではないですがサラッといっていました。きっと本音だと思います。理由は「異国の地で親・兄弟・親族のため頑張って働いている人が笑ってもらえることが嬉しい」とのこと。
この言葉はフィリピンの実情や文化など多少なりとも興味をもっていないと言えない一言です。そんな方がテレビやラジオを通じてフィリピンのこと、フィリピンパブの事を話してもらえるのはありがたいと思いました。